第4分科会 とくする地域振興「学」
時間/15:00~17:30
場所/グランシップ11Fホール風
定員/100名
~地域産業振興に活かせ! 地域課題を解決する事業活動~
第4分科会はコミュニティビジネスがテーマです。
コミュニティビジネス(CB)は、地域資源を活かしながら地域課題の解決を「ビジネス」の手法で取り組むものであり、地域の人材やノウハウ、施設、資金を活用する ことにより、地域における新たな創業や雇用の創出、働きがい、生きがいを生み出し、地域コミュニティの活性化に寄与するものと期待されています。
コミュニティービジネス(CB)とは、
事業者のイメージとして、具体的な尺度は現在のところありません。
組織形態はNPO法人、株式会社、個人事業主、組合など様々です。
また、事業領域も福祉、医療、子育て支援と言う生活密着型やまちづくり、環境、脱炭素社会、シティセールス等から農商工連携、コミュニテイセンターと言った範囲まで、多彩な分野にまで広がりを見せています。
経済産業省によると、社会的課題を解決するために、
ビジネスの手法を考慮し、地域課題を解決する。
そのため、下記の3つの条件を満たす主体として捉えてます。
(1)社会性
現在解決が求められる社会的課題に取り組むことを事業活動のミッションとしています。
(2)事業性
(1)のミッションをビジネスの形に表し、継続的に事業活動を進めています。
(3)革新性
新しい社会的商品・サービスや、それを提供するための仕組を開発していきます。また、その活動が社会に広がることを通して、新しい社会的価値を創出してます。
第4分科会ではCBを取り上げ地域振興の問題解決に取り組みます。
タイトルはズバリ
静岡CBキックオフ・フォーラム
「地域産業振興に活かせ! コミュニティービジネス」です。
広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 柳田公市 幹事をコーディネーターとしてお招きしフォーラムを進めます。
<<<第一部 講演>>>
◇ 「 "商工会議所のためのCB事例"」
講師
広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 代表幹事 永沢映氏
http://www.k-cb.net/
<<<第二部CB事例発表>>>
◇ 「上尾アブセック」
講師
アブセック副会長 樋口豊氏
企業OBが現役時代に培ったノウハウ、経験、技術力を生かして、中小企業の経営を支援、地域活性化の起爆剤にと2003(平成15)年に上尾商工会議所内に設立した組織がアブセックです。「生きガイ(経営支援)、やりガイ(地域活動)、ナイスガイ(会員交流活動)」をモットーに ”3ガイ活動” を続ける197人のアブセック登録会員の基幹は、中小企業基盤整備機構の「新現役チャレンジ支援事業」のモデル事業にもなっている経営支援(生きガイ)システムです。(アブセックの活動内容は下記の資料)
http://www.ageocci.or.jp/abcec/
[[[[アブセックの活動内容]]]]]]
商工会議所とアブセックが地域活性化に取り組む!!
~新現役チャレンジ支援事業への取り組み~
新現役チャレンジ支援事業とは
近年、シニア層が今まで培ってきた豊富な実務経験や技術・ノウハウを生かして。地域や中小企業の支援活動を行う動きが活発化しています。中小企業庁は、このような社会貢献意欲の高い企業OBを「新現役」と位置づけ、3つの社会潮流(①大企業から中小企業へ ②大都市から地方へ ③海外から国内へ)が定着することを目指して、「新現役チャレンジ支援事業」を平成20年度から開始しました。
この事業は、新現役と人材不足に悩む中小企業・地域社会とのマッチング(出会い)を支援する全国規模の国の事業です。
商工会議所とアブセックは地域活性化ため頑張っています!!
商工会議所とアブセックは中小企業庁の新現役モデル事業の指定を受け中小企業の経営支援や地域社会の活性化支援を目的にマッチングに取り組んでいます。
平成15年の設立以来、124企業・団体(支援件数249件)に延べ358名の会員がアドバイスや実務指導を行い、中小企業の活性化に大きな成果を挙げています。
また、休耕農地の活用、リサイクルの研究、子育て支援、竹とんぼ教室、駅からハイキング、観光資源開発などで、地域に密着して、活性化に貢献しています。
会員は趣味のサークル活動や情報交換会、親睦交流会を通して、相互の絆とネットワークを広げています。
「待ちよりも行動」、「理論よりも実践」、をキーワードに、地域の活性化に貢献して行きたいと考えています。
アブセックでは、企業の経営体質改善を希望する企業や、一緒に活動する仲間を募集しています。
●企業経営者の方々へ
経験豊富な中小企業の支援活動に意欲を持つ新現役(企業OB)
をあなたの会社で活用して見ませんか!! 頑張る中小企業を応援します。
●企業OBの方々へ
現役時代に培った経験・専門知識・ネットワーク力を地域社会で役立ててみませんか!!
出会いをパワーに、やりガイ、生きガイ、ナイスガイの豊かなセカンドライフを過しませんか!!
◇ 「フイルムサポート島田」
講師 清水唯史氏
「島田商工会議所青年部の委員会活動として発足したフィルムコミッションとして、島田市に年間5千万円以上の経済効果をもたらした団体グループです。」
清水唯史(しみずただし)は、発足次年度(平成18年度)の会長として、基礎を築き、現在でも現場でサポート活動を実施しております。
http://film-support-shimada.com/
◇ 「地域活性化の動向~農商工連携等の事例を交えて~」
講師 農林水産省大臣官房政策課企画官 木村俊昭氏
地域再生に種まきをし続けている地域活性化伝道師
NHK「プロフッショナル仕事の流儀」でも紹介されております。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/index.html